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数え方と用語

何を数えているか

1件の数え方

項目の意味

組織の種類地方自治体/国・独法/医療・介護/学校/団体・組合/民間企業。警察・消防・水道局などは地方自治体、病院・介護施設は設置者にかかわらず医療・介護です。
業種民間企業だけに付けています(下の「業種の分け方」)。
都道府県地方自治体と学校だけに付けています。
原因報道で示された原因です。続報で分かったときは続報の値です。
原因になった道具電子メール、紙の書類・郵便物、USBメモリ、サーバなど、漏えいの経路になったもの。1件に複数あることがあります。
漏れた情報氏名・住所・メールアドレス・クレジットカード情報など。1件に複数あることがあります。
規模単位が「人」の件数だけを区分けしています。件・世帯・社などで報じられたものは「人数不明」です(単位の違う数は足しません)。
委託先の関与委託先・再委託先・取引先が関わったと報じられたもの。
出典Security NEXT の記事へのリンク(第1報と続報)。

原因の分類

このほか、原因が報じられていないものは「不明」です。

業種の分け方

日本標準産業分類の大分類を使っています:農業・林業、漁業、鉱業・採石業・砂利採取業、建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、運輸業・郵便業、卸売業・小売業、金融業・保険業、不動産業・物品賃貸業、学術研究・専門・技術サービス業、宿泊業・飲食サービス業、生活関連サービス業・娯楽業、教育・学習支援業、医療・福祉、複合サービス事業、サービス業(他に分類されないもの)。会社の主な事業で決めます(漏れた情報の種類では決めません)。社名と本文から決められないものは「不明」です。

CSVについて

「全件のCSV」と「この条件をCSVで保存」は同じ列です。1件に複数ある項目(原因になった道具・漏れた情報)は「/」で、出典URLは半角スペースで区切っています。文字コードはUTF-8(BOM付き)なので、Excelでそのまま開けます。

載せていないもの

記事の見出し・本文・要約は載せていません。組織名は、下の「組織名の出し方」のとおり、確かめた名前だけを載せています。どの記事かは出典リンクから確かめられます。

狙われている機器の数え方

「狙われている機器」タブは、防御製品(ファイアウォール・VPN・EDR・SIEM など)の脆弱性が、実際に悪用されたかどうかを数えています。

種類の分け方

製品の3つの状態

測れる製品コードが確定している製品。数字を出します。
測れない製品コードが無い製品(多くはクラウド型)。「0件」ではなく「測れない」です。
比べられない製品コードが製品より広い範囲を指す製品(例:同じベンダーの全機種のOS)。表の数字は出さず、種類の合計からも外します。悪用された脆弱性の一覧は見られます。

数字の意味

公開から悪用の確認までCVEが公開されてから、CISAの一覧に載るまでの日数の中央値です。一覧ができた 2021-11-03 より前に公開されたCVEは、まとめて登録されたため測りません。一覧に載ったのが公開より前なら0日です。対象が5件未満のときは出しません。
直近12か月データの日付から365日以内に、CISAの一覧に載った数です。
悪用がまだ確認されていない脆弱性の最大EPSSFIRSTのEPSS(今後30日に悪用される確率の予測)のうち、まだCISAの一覧に載っていない脆弱性で一番高い値です。悪用が確認済みの脆弱性はほぼすべて99%台になり、製品の差が出ないため外しています。
JVNの注意喚起JPCERT/CC・IPAのJVN iPediaのうち、Claudeがその製品の話だと確認したものです。2026年8月以降の新着分だけで、見出しは載せず番号とリンクだけにしています。

機器のCSVについて

「この条件をCSVで保存」は、表に出ている製品を、製品・ベンダー・種類・状態・製品そのものの悪用・同梱部品の悪用・直近12か月・最後に悪用が確認された日・公開から悪用の確認まで(中央値・日)・中央値の対象(件)・悪用がまだ確認されていない脆弱性の最大EPSS の列で保存します。測れない・比べられない製品の数字の欄は空です。文字コードはUTF-8(BOM付き)です。

読み方の注意と出典

CVE件数・悪用件数の多さは製品の優劣ではありません。利用者が多い製品や、研究者に熱心に調べられている製品ほど数字は大きく出ます。報告が多い=弱い、でも、0=安全、でもありません。

出典:CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalog/NVD/FIRST EPSS/JVN iPedia(JPCERT/CC・IPA)。This product uses data from the NVD API but is not endorsed or certified by the NVD.

AIの悪用の数え方

「AIの悪用」タブは、組織の種類ごとに「来そうなAIの手口」と「今やる対策3つ」をまとめています。組織の種類は、漏えいタブと同じ6つです。

手口の一覧の作り方

手口は、確認済みの事例をもとに Claude が立てています。1件の事例も根拠にならない手口は立てません。手口は次の2種類です。

組織の種類ごとの手口は、事例の件数ではなく「その組織の種類に当てはまる手口か」で選んでいます(件数が少なすぎて、件数で危険度を比べられないためです)。個人だけを狙う手口は組織の種類のカードには出しませんが、事例の一覧からは読めます。カードの並びは、国内の根拠の数が多い順、根拠の合計が多い順、最新の事例が新しい順です。

国内と海外

被害が日本で起きた、または日本の組織・人が被害を受けた事例を「国内」、それ以外を「海外」としています。地域が分からない事例は「不明」とし、どちらにも数えません。海外の事例は、日本にも来うる手口の根拠として載せています。

対策の出典

対策は、公的機関の資料(IPA・警察庁・NISC・個人情報保護委員会・総務省・経済産業省・JPCERT/CC、海外ではCISAなど)に書かれていることだけを、Claude が1文にまとめたものです。出典のリンクと、原典を確かめた日を付けています。「今やる対策3つ」は、その組織の種類に当てはまる手口の対策から、国内の根拠がある手口・すぐにできるものを先に選んでいます。

読み方の注意

事例は件数が少なく、報道されたものに偏ります。「載っていない手口は来ない」という意味ではありません。新しく確認した事例は毎週増えます。

AIの悪用のグラフ

悪用された脆弱性の数え方

「脆弱性」タブは、米国CISAが「実際に悪用された」と認めた脆弱性の一覧(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)の全件を、そのまま載せています。世界で確認されたもので、日本だけの数字ではありません。毎週、CISAから全件を取り直しています。

出典:CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalog。CVSS:NVD(米国NIST)。EPSS:FIRST(https://www.first.org/epss/)。This product uses data from the NVD API but is not endorsed or certified by the NVD.

組織名の出し方

漏えいタブの一覧の「組織名」は、事件を発表した、または報じられた組織の名前です。名前が出ていることは、その組織が悪いことをしたという意味ではありません(多くは被害を受けた側です)。

引用するとき

例:「国内 情報漏えいダッシュボード(やさしいサイバーセキュリティ、2026年10月時点)によると…」のように、見た年月を添えてください。グラフの「画像で保存」には、出典と絞り込みの条件が自動で入ります。

訂正

誤りを見つけたら直し、ダッシュボードの最下部に訂正の記録を残しています。