やさしいサイバーセキュリティ
渡せる1枚

読んだあなたから、
大切な人へそのまま渡せる1枚

家族や社長に、長い記事を読んでもらうのは大変です。
ここにあるのは、記事の中身を1枚にしぼった画像とPDFです。保存して、LINEで送ったり、印刷して手渡したりしてください。

家族・親に送る / LINE用の画像

「個人情報が漏れました」とお知らせが届いたら

漏洩のお知らせが届いたときの早見表。パスワードとカード番号は今日中、住所・電話・メール・生年月日とマイナンバー・免許証の画像は今週中にやることを示し、お知らせに書かれたリンクや電話番号は使わない、と大きく書いた画像

この1枚でできること

  • お知らせの「何が漏れたか」の欄を見て、今日中にやることと今週中にやることを分けられる
  • 一番大事な決まりは1つだけ。お知らせのリンクや電話番号は使わない

渡し方

  1. 下のボタンで画像を保存する
  2. 家族のLINEに、画像と下の文面を送る
  3. 「スマホに保存しておいてね」と一言そえる
画像を保存する

画像と一緒に送る文面(例)

最近、会社から個人情報が漏れたっていうニュースが多いから、この画像を保存しておいて。 お知らせのメールやハガキにあるリンクや電話番号は使わないでね。 分からなかったら、何か押す前に電話して。

画像に書いてあることを文字で読む
漏れたものいつまでにやること
パスワード今日中そのパスワードを変える。同じパスワードを使っている所も全部変える
カード番号今日中カードの裏面の番号に電話して、止めるか作り直すか相談する
住所・電話・メール・生年月日今週中「お詫びに返金します」「情報を削除します」という電話・メール・ハガキは詐欺を疑う
マイナンバー・免許証の画像今週中身に覚えのない契約の連絡が来たら無視せず、市役所や警察に相談する

どの場合も、お知らせに書かれたリンクや電話番号は使いません。確かめるときは、いつも使っている公式アプリ・お気に入り・カード裏面の番号からにします。お金の話が出たら、消費者ホットライン「188」に相談できます。

くわしい説明:情報漏洩から個人が守る方法 / お詫びメールの読み方

社長・上司に出す / A4・1枚のPDF

ランサムウェア、うちの会社は大丈夫?

A4の1枚の見本。被害企業の約6割が中小企業、侵入の87.0%がVPN機器とリモートデスクトップ、被害額の中央値3,800万円という3つの数字、VPN機器の保守を解約していた会社の実例、今月決める3つのことと担当・期限の記入欄が載っている

この1枚に載っていること

  • 3つの数字:被害企業の約6割が中小企業/侵入の87.0%がVPN機器とリモートデスクトップから/被害額の中央値は3,800万円(身代金は払っていない)
  • 実例:VPN機器の保守を途中で解約していた会社。損害は1億2,400万円
  • 今月決める3つ:VPN機器の棚卸し、社外からのログインに二段階認証、戻せるバックアップ

使い方

  1. PDFを印刷する
  2. 「今月決める3つのこと」に担当と期限を書いてから、社長に出す
  3. 社長に確認印をもらい、決めた確認日にもう一度見る
数字の出典
  • 中小企業が約6割:警察庁「令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」
  • 侵入経路 87.0%(VPN機器 66.3%+リモートデスクトップ 20.7%、2025年):IPA「情報セキュリティ10大脅威2026 解説書[組織編]」に載った警察庁の統計
  • 被害額の中央値3,800万円・平均6,019万円(2022年7月〜2024年6月)、身代金を払った組織ゼロ、実例:JNSA「インシデント損害額調査レポート 別紙『被害組織調査』第2版」(2025年7月)

くわしい説明:ランサムウェア被害13社を調査|平均6,019万円の請求書 / ランサムウェアのバックアップ対策

渡すときのコツ

怖がらせない「危ないよ」より「これだけ覚えておいて」。不安だけが残ると、人は話を聞かなくなります。
頼むのは1つだけ家族なら「リンクは押さない」、社長なら「担当を決める」。全部やってもらおうとしないことです。
あとで一緒にやる帰省したとき、次の会議のときなど、一緒に確かめる日を決めておくと続きます。

家族や職場で印刷したり、送ったりするのは自由です。

数字と手順は、公的機関や業界団体の資料で確かめたものです(2026年10月時点)。

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