はじめに
スマホは、ゲームもできて、友だちとも話せて、とても便利ですよね。
でもスマホの中には、
- 写真
- メール
- 名前やパスワード
など、大切なものがたくさん入っています。
今日は、
「やったほうがいいこと」ではなく「やらないほうがいいこと」
を5つだけ紹介します。
ルールはかんたん。
「知らないものは信用しない」
これだけです。
あやしいQRコードは「読み取らない」
QRコードはとても便利です。
でも中には、ニセのサイトに連れていって、
- パスワードを入力させたり
- ゲームのIDをだまし取ったり
する悪いQRコードもあります。
❌ こんなQRコードは要注意
- だれが貼ったかわからないシール
- 「当たり!」「無料!」と書いてある
- 道やトイレ、電柱などに貼られている

ルール
知らない人が置いたQRコードは、読まない!
外にあるUSB充電器は「使わない」
駅や公園にあるUSB充電ポート。
とても便利そうですが、充電しながら中身をのぞかれる可能性があります。
これを専門用語では
「ジュース・ジャッキング」と呼びます。
むずかしく言うと、
電気だけじゃなく、データもつながるのがUSBです。
ルール
充電は
- お家のコンセント
- 自分のモバイルバッテリー
だけにしましょう。
Bluetooth・NFCは「使わない時は切る」
Bluetooth(ブルートゥース)やNFCは、
イヤホンやお買い物で使う便利な機能です。
でも、つけっぱなしにしていると、
近くにいる知らない機械とつながることがあります。
今のスマホは安全ですが、
「ずっとオン」は必要ありません。
ルール
- イヤホンを使わないとき
- タッチ決済をしないとき
は オフ にしておきましょう。
クッキー(Cookie)はときどきお掃除する
クッキーはお菓子ではありません。
これは、「どのサイトを見たか」の足あとです。
足あとをたくさん残すと、
- 広告に使われたり
- 行動が知られたり
することがあります。
ルール
お家の人と一緒に
- 履歴
- クッキー
をときどき消しましょう。
パスワードは「ずっと同じにしない」
もしパスワードが一度でもバレたら、
ずっとなりすまされる可能性があります。
- 誕生日
- 1234
- 同じ合言葉の使い回し
はとても危険です。
ルール
- バレにくい言葉
- ときどき新しくする
を心がけましょう。
まとめ:いちばん大事な考え方
今日の5つに共通している考え方は、これです。
「知らないものは、信用しない」
これは
ゼロトラスト(何も最初から信じない)
という、世界中のセキュリティ専門家が使っている考え方です。
大人の方へ:この記事の信頼性について
本記事の内容は、以下の公的機関・専門家の注意喚起をもとにしています。
- QRコード詐欺(クイッシング)
→ FBI(米連邦捜査局)が偽QRコードによるフィッシング詐欺への注意を公式に呼びかけています。 - 公共USBポートの危険性(ジュース・ジャッキング)
→ IPA(情報処理推進機構)は、信頼できないUSB充電設備を避けるよう啓発しています。 - パスワードの考え方
→ 総務省のガイドラインでは
「流出の恐れがある場合は速やかに変更」
「定期変更よりも強度が重要」
とされています。
ただし、子ども向けには「同じ合言葉を一生使わない」という教育が有効です。
おわりに
怖がりすぎる必要はありません。
でも、何も考えずに信じるのが一番危険です。
この5つの「やらないこと」を覚えておけば、
子どもも大人も、スマホと安全につきあえます。

最近、有識者の意見で、被害減少効果の少ない注意喚起で、消費者の注意資源を過度に消費していると批判されているようだけど。サイバー空間のメカニズムを知る上で必要な知識だから、今回、お話しさせてもらいました。


コメント