スマホがなくても、親の「ログイン」を守る準備。

☎️ 固定電話と二段階認証 / 4人と探す、続けられる守り方
「スマホがない」で、あきらめなくていい。

親のログイン、
スマホなしで
どう守る?

SMSが届かなくても、選べる方法はある。
使える道具から、ひとつずつ。
マキ・ロゼ・ツナ・安全ねこと、準備しよう!

疑問を聞くマキ、説明するロゼ、一緒に試すツナ、応援する安全ねこ
マキ「どうしたら?」ロゼ選び方を案内ツナ一緒に試そう安全ねこ約束をおさらい

固定電話しかない。スマホ操作が苦手。そんなときの、本人が使い続けられる認証方法を考えます。公式情報の確認日:2026年10月3日

マキ

親のメールを守りたいんだけど、家には固定電話だけ。「SMSで確認」って出たら、もう進めないのかな?

ロゼ

まず、そのサービスの「別の方法」を見てみよう。電話で受け取る、予備のコードを印刷する、パソコンで本人確認する……。使える方法は、サービスごとに違うんだ。

まず、どんな使い方?

カードを選ぶと、先に読む場所を案内します。記事は、そのまま全部読めます。

ネットを使っていなければ、何もしなくていい?

本人名義のネット用アカウントがなければ、そのアカウントの二段階認証を設定する必要もありません。ただし、家族が手伝って作ったメール・通販・銀行のアカウントがないか、本人と確認しておきましょう。

新しいサービスを使うときは、本人が操作できる認証方法も一緒に選びます。「使っていないはず」と思い込むより、まず利用中のものを整理するのが出発点です。

パスワードの先に、
「本人の確認」を足す。

二段階認証は、パスワードが知られてしまった場合に備えて、ログインに別の確認を加える仕組みです。たとえるなら、入口で確認をもう一つ。

パスワード覚えている
秘密の言葉
もう一つの確認電話・コード・専用機器など
対応する方法を使う
理解を助けるためのたとえです。パスキーでログインする場合は、パスワードや追加のコード入力を省略できることもあります。
ツナ

大事なのは「毎回スマホを出すこと」じゃなくて、本人だと確かめられることなんだね。家にある道具から探してみよう!

スマホ以外にも、
こんな選択肢がある。

全部をそろえる必要はありません。そのサービスで使えて、本人が扱えるものから選びます。

☎️ 聞いて、入力する

電話で受け取る確認コード

自動音声で届く数字を、ログイン画面へ入力する方法。GoogleやAppleには、音声通話でコードを受け取る案内があります。

固定電話の番号を登録でき、実際に通話を受け取れるかは別に確認。 設定画面で通話が選べるか、番号が受け付けられるか、届いたコードで進めるかを本人と試します。

新規登録や設定中に、別の確認を求められる場合もあります。電話で受け取れるからといって、すべての手続きが固定電話だけで完了するとは限りません。

📄 先に用意する予備

印刷したバックアップコード

いつもの方法が使えないとき、代わりに入力するコードです。対応するサービスで、ログインできるうちに作っておきます。 困ってから紙に書けば使える、というものではありません。

Googleでは、二段階認証を有効にしたうえで発行します。使ったコードは無効になり、新しい一式を発行すると古い一式も無効になります。印刷したら、大切な書類のように安全な場所へ。

AppleやMicrosoftに、Googleと同じ紙のコードがあるとは考えません。コードの名前と用途はサービスごとに確認します。

💻 自分のパソコンで確認

パスキー

対応するパソコンやサービスなら、端末のロック解除などを使ってログインできます。Googleではパソコンでもパスキーを作成でき、フィッシングへの対策を強められます。

本人が使う端末に設定し、ロック解除を練習。 共有パソコンや借りた端末に安易に作らず、故障・紛失に備えた別のログイン方法も確認します。

OS・ブラウザ・端末の条件があります。画面にスマホのQRコードが出たら、パソコンに保存する別の選択肢があるか確認。なければ無理に進めません。

🏦 銀行の専用の道具

カード型端末・トークン

ボタンを押すと、一度限りのパスワードが表示される機器。銀行によっては、スマホの認証アプリの代わりに使えます。

三菱UFJ銀行はスマホを持たない人向けにカード型端末を案内。ゆうちょ銀行にもトークンがあります。申込方法・費用・到着後の登録・アプリとの併用条件は、利用する銀行へ確認しましょう。

ログイン時と送金時の確認は、同じとは限りません。専用機器を持つだけで完了せず、銀行の手順で登録し、必要な取引に使えるか確かめます。

同じ「認証」でも、
サービスでルールが違う。

ここは、使っているサービスだけ読めば大丈夫。必要な項目を開いてください。

Google:電話・パスキー・紙の予備コードを確認

音声通話、パスキー、バックアップコードなどが案内されています。ただし、アカウントや手続きの状況で、表示される選択肢は変わります。まず本人の設定画面を確認してください。

Googleは、SMSや通話のコードには電話番号を利用した攻撃への弱点があることも説明しています。扱える環境ならパスキーも検討し、電話だけに頼らない予備を準備します。

Google:利用できる確認方法

Apple・iPad:信頼できるデバイスと電話番号を確認

条件を満たす、ログイン済みのiPadなどを「信頼できるデバイス」として使い、確認コードを受け取れる場合があります。信頼できる電話番号への電話で受け取る方法も案内されています。

ただし、二ファクタ認証には、コードを受け取れる信頼できる電話番号が少なくとも一つ必要です。「iPadがあるから電話番号は不要」とは考えません。 端末も番号も使えなくなった場合の復旧は、時間がかかることがあります。

Apple:信頼できる電話番号・デバイス / 確認コードの受け取りと復旧

Microsoft:以前の電話・SMSの案内を、そのまま当てはめない

個人用Microsoftアカウントでは、認証と復旧の手段としてのSMSを段階的に廃止する方針が案内されています。パスキーや、確認済みメールなど、現在の設定画面で使える方法を確認します。

印刷して保管できる「回復コード」もありますが、これはアカウントに再びアクセスするための備え。Googleのバックアップコードと同じ、毎回の追加認証用コードとして扱いません。 固定電話が普段の認証に使えるかも、一律には判断できません。

Microsoft:個人用アカウントのSMS廃止方針 / 回復コード(英語)

LINE・Yahoo! JAPAN:固定電話では代用できない手続きも

LINEの電話番号認証では、固定電話や050番号などは使えません。「通話で認証」があっても、固定電話でよいという意味ではありません。認証に使える携帯電話番号の条件を確認します。

Yahoo! JAPAN IDの新規登録も、携帯電話番号とSMSでの確認を使います。新規登録と、すでにあるIDのログイン方法は分けて確認してください。

家族の番号を、とりあえず使い回さない。 Yahoo! JAPANでは、同じ番号で別のIDを新規登録すると、以前のIDから番号が外れ、ログインできなくなる可能性があると案内されています。

LINE:認証に使えない番号 / Yahoo! JAPAN:IDの新規登録

設定して終わりにせず、
本人と一度、やってみよう。

ツナ

設定した人だけが使えても困るよね。「電話が鳴ったら何をする?」「予備はどこ?」まで、一緒に確かめよう。

  1. 使っているものを、まず一つ選ぶ

    メール、通販、銀行など、本人と利用状況を整理します。一度に全部ではなく、困ると影響の大きいサービスから。

  2. 公式の設定画面で、使える方法を確認

    本人の同意を得て一緒に操作します。普段使う方法を設定し、必要な予備・復旧手段を準備します。予備が用意できるまで、今ある手段を消しません。

  3. いつもの道具で、ログインを練習

    別の方法で戻れることを確かめてから、必要に応じて再ログインを試します。コードをどこへ入力するか、使った紙のコードをどう管理するかも確認。銀行の送金は、練習のために実行する必要はありません。

  4. 「困ったら止める」と、相談の入口を決める

    本人が見つけられる場所に、公式窓口の探し方や予備の保管場所をメモします。パスワード・確認コードそのものは、このチェックシートには書きません。

安全ねこと、
「電話の約束」を決めよう。

安全ねこ

電話でコードを「受け取る」のと、人に「教える」のは別だよ。コードは、自分で開いた正しい画面へ。電話の相手には読み上げない!

ワンポイントクイズ

自分ではログインしていないのに、
「届いた番号を教えて」と電話が来たら?

※ 判断を練習するための架空の場面です。

答えと理由を読む

番号は教えず、電話を切り、自分で確認した公式の設定や窓口から確かめます。肩書きや声だけでは相手を確認できません。心当たりのないログイン要求にも応じません。

今日の合言葉

コードは画面へ。
電話の相手には、教えない。

今日の準備を、
紙でも見返せるように。

画面でチェックし、シートだけ印刷できます。入力・送信はありません。チェック状態は保存されず、ページを開き直すと戻ります。

本人と一緒に確認

親のログイン 安心チェックシート

サービスごとに確認。パスワード・認証番号・バックアップコードそのものは書きません。

確認するサービス: 

普段の方法 / 予備の保管場所: 

困ったときに確認する公式窓口: 

☎️ コードは画面へ。電話の相手には、教えない。

確認した項目:0 / 6。この数だけで、安全性を判断するものではありません。

ここも、気になる。

スマホを買えば、すべて解決する?

買う前に、本人の使い方とサービスの条件を確認しましょう。携帯電話番号が必要な手続きもありますが、パソコンや専用機器で使える方法もあります。スマホを持っていても、使い方の練習と予備の準備は必要です。

確認コードを言ってしまったら?

追加のコードは教えず、公式アプリや自分で開いた公式サイトからアカウントの保護手順を確認します。パスワード、不審なログイン、復旧先、連携などを公式案内に沿って点検。銀行なら、すぐに銀行の公式窓口へ相談してください。

ログインしていないのに、コードが届いたら?

誰にも伝えず、身に覚えのない操作を許可しません。届いたことだけで、パスワードが盗まれたと断定はできません。公式のセキュリティ画面で利用状況を確認し、必要なら公式サポートに相談します。

紙の予備コードをなくしたら?

ログインできるなら、そのサービスの公式手順で再発行や無効化を確認します。Googleでは、新しい一式を発行すると古い一式が無効になります。ログインできない場合は、公式の復旧手順へ。予備コードの再発行とアカウント復旧は別の手続きです。

出典と、この説明について

「入口の確認」は理解を助けるたとえです。会話・クイズ・チェックシートは説明用に作成しました。固定電話の利用可否は、各サービスの実際の設定画面・番号の条件で確認してください。機能や画面は変わるため、設定時の公式案内を優先します。

公式情報と確認日を見る

確認日:2026年10月3日。

構成の参考:元の記事「固定電話しかない親の二段階認証はどうするか」

マキ・ロゼ・ツナ・安全ねこと学ぶ、やさしいサイバーセキュリティ。

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