デマ判定プロンプトを警察庁の投稿で試してみた
コピペで使える「情報格付けプロンプト」と、実際にAIに判定させた結果を公開
🧭 判定プロンプトのおさらい
コピー&ペーストして、そのままAIに投げるだけでOK
「中身」ではなく「出どころ」と「裏どり」を評価する
NATO標準の情報評価法「Admiralty Code」を日常向けに簡略化し、出どころ(誰が言っているか)と裏どり(独立した確認があるか)の2軸でSNS投稿などを評価させるプロンプトです。真偽を直接当てにいかない分、生成AIが作った文章や画像にも強い評価方法になっています。
複数のAIに投げて見比べるのもおすすめ
1つのAIの判定も本来は「F6」扱い。ChatGPT・Gemini・Claudeなど複数のAIに同じ投稿を入れて、判定結果が一致するか見比べると、記事内の「独立した複数の確認」という考え方を実践できます。
🕵 実践:警察庁の投稿を判定してみた
実際にSNS(X)に流れてきた投稿でテスト
今回の評価対象
警察庁公式アカウントの投稿。特殊詐欺の被害金や密輸された不正薬物の送付先として、空き家・空き部屋が悪用されている実態を紹介し、頻繁な荷物の配達や受取人が部屋の前で待機しているなど不審な様子があれば警察・税関へ連絡してほしいと呼びかけ、警察庁の公式サイトへのリンクと不動産業者・宅配事業者向けの注意喚起資料の画像が添えられていました。
📊 判定結果サマリー
| 評価項目 | 判定 |
|---|---|
| Step1 出どころ | |
| Step2 裏どり | |
| 総合判定 | 🟢 活用OK(Admiralty参考コード:A1) |
※ AIによる評価結果です。最終的な事実確認はリンク先の一次情報でご確認ください。
誰が言っている?
投稿内容は警察庁の公式ドメインを参照先としており、一次情報にたどり着ける
一次情報か?
警察庁公式ページが一次情報として明示されている
独立した情報源は?
税関・警察による継続的な広報内容とも整合
いつの情報か?
継続的な注意喚起のため、最新の運用状況もあわせて確認するのが望ましい
反対の情報は?
現時点で公式による否定情報は見当たらない
出どころ・裏どりともに高評価(A1)となり、そのまま参考にして良い情報と判定されました。次のアクションとしては、リンク先の警察庁公式ページで対象地域や連絡先を確認すること、実際に不審な様子(空き家への頻繁な荷物配達・受取人の待機など)を見かけても自分で介入せず警察・税関へ通報することが挙げられます。
🔍 結果からわかったこと
今回のテストで確認できたプロンプトの強み
今回は「公式機関の公式発表」という、格付けが高く出やすいケースでの検証でした。匿名アカウントの拡散希望投稿など、出どころが不明なケースでどう判定するかは別途テストが必要です。また、AIの判定はあくまで補助であり、最終判断は自分でリンク先の一次情報を開いて確認する習慣を忘れないでください。
フォーマットが固定されているので比較しやすい
出力フォーマットを指定しているため、どのAIに入れても同じ形式で結果が返ってきます。同じ投稿を複数のAIに投げて見比べる、という使い方がしやすいのが今回のプロンプトの利点です。
AIの回答自体もF6スタートで
今回は警察庁の公式ドメインという明確な裏付けがあったため高評価になりましたが、AIが自信満々に断定してきても、出典リンクを自分で開いて実在と内容を確認するまでは鵜呑みにしないことが大切です。

実験に使用した「X」の書き込みはこれ


判定結果の詳細はこんなかんじ
■ 評価対象の要約(1〜2文)
警察庁サイトへのリンク付きで、「特殊詐欺の被害金や密輸された不正薬物の送付先として空き家・空き部屋が利用される事例があるため、不審な利用を見つけたら警察または税関へ連絡してほしい」と呼びかける内容です。
■ Step1 出どころ:[しっかり] - 根拠:
発信内容に日本の警察庁(NPA)の公式ドメイン(npa.go.jp)へのリンクが含まれています。評価対象の文面だけではSNS投稿者本人が警察庁公式アカウントかは断定できませんが、リンク先が実在する警察庁公式ページであり、一次情報へたどり着けます。
■ Step2 裏どり:[独立確認あり] - 根拠:
警察庁の公式情報を一次情報として確認できる内容です。また、この種の注意喚起は税関・警察の広報でも継続的に案内されている内容と整合します。今回の主張は公式機関の情報で裏付け可能です。
■ 5つの問い
1. 誰が言っている? →
文面だけではSNS投稿者は不明ですが、引用・参照先は日本の警察庁(公式)です。
2. 一次情報か? →
はい。警察庁公式ページが一次情報として示されています。
3. 独立した別の情報源は? →
警察庁の一次情報で確認可能です。また、税関や警察による防犯広報とも整合する内容です。
4. いつの情報か? →
リンク先URLから2025年1月頃の注意喚起と考えられます。現在でも犯罪手口は継続している可能性がありますが、運用状況は最新情報も確認するのが望ましいです。
5. 反対の情報・公式否定は? →
現時点では、この注意喚起を公式が否定していることを示す情報はありません。
■ AI偽情報の4つの落とし穴チェック
☑ 見た目判断への依存 → していない(公式出典を重視)
☑ 転載重複の誤認 → SNSで多数転載されていても、一次情報は警察庁として1件と扱う
☑ 認証・フォロワー数への過信 → 投稿者の人気ではなく公式資料を根拠として評価
☑ AI生成物の出典未確認 → AI生成かどうかではなく、公式ページという出典を確認して評価
■ 総合判定:🟢 (Admiralty参考コード:A1)
■ 判定理由(3行以内)
警察庁公式サイトへの一次情報が提示されており、発信元の信頼性が高いです。
内容は犯罪手口への一般的な注意喚起であり、公的機関が公式に案内しています。
現時点では裏付けが十分にある情報として扱えます。


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