セキュリティパッチ遅延
リスク計算機
🛡 パッチ管理の鉄則
このツールでわかること
「セキュリティパッチ遅延リスク計算機」は、あなたの組織が最後にパッチを当てた日と利用環境を入力するだけで、今この瞬間のサイバー侵入リスクを%(パーセント)で表示するツールです。パッチを当てずに時間が経つほどリスクが上がる様子を、リアルタイムのメーターと経過時間カウンターで体感できます。
計算のもとになっているのは、警察庁「令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」のランサムウェア被害統計です。実際の被害企業の56%がパッチ未適用、感染経路の66%がVPN機器という実データを反映しています。
表示されるリスク%は統計に基づく目安です。実際の侵入確率を正確に示すものではなく、「パッチを放置するとどれだけ危険か」を実感し、対策のきっかけにするための参考値としてご覧ください。
使い方
「環境情報を入力する」欄に、以下を入力・選択するだけです。入力するとリスクメーターが自動で即座に更新されます(ボタンを押す必要はありません)。
- 最後にパッチを当てた日(必須):わからなければ1〜2年前のおおよその日付でOK。
- 組織規模:中小企業/大企業/団体・自治体から選択。
- VPN機器の使用有無:感染経路1位なのでリスクへの影響が大きい項目です。
- リモートデスクトップ(RDP)の使用有無:感染経路2位。
- セキュリティ担当者の有無:専任/兼任/なしから選択。
- セキュリティ監査の実施状況:内部・外部両方/どちらか/なしから選択。
VPNやRDPの利用を「あり/なし」で切り替えると、リスク%がどう変わるかをその場で比較できます。自社の環境を正直に入力するほど、実態に近い結果が得られます。
結果の見方
① リアルタイム侵入リスクメーター(円グラフ)
中央の円形メーターが、今のあなたの侵入リスクを%で表示します。色は安全(緑)→黄→オレンジ→赤と変化し、リスクが高いほど赤くなります。下のバッジには「安全圏/要注意/警戒/危険/緊急」のレベルが表示され、危険水準を超えると赤い警告が点滅します。
② 経過時間カウンター
最後にパッチを当てた日からの経過時間を「日・時間・分・秒」で毎秒カウントアップします。放置している時間が刻々と積み上がっていく様子が一目でわかり、危機感を持ちやすくなっています。あわせて「あと◯日でリスク◯%を超えます」という予告も表示されます。
③ リスク要因の内訳(表)
VPN・RDP・担当者の有無・監査状況・組織規模などの各要因が、リスクを何%押し上げているかを表とバーで一覧表示します。「何が一番リスクを上げているか」が具体的にわかります。
④ 警察庁統計との比較
あなたの現在のリスクと、実際の被害統計(パッチ未適用56.3%、VPN経由66.3%、復旧費用1,000万円以上が51.7%など)を並べて比較できます。自社の状況が統計的にどの位置にあるかを把握できます。
⑤ パッチ管理の鉄則
VPN機器のパッチ最優先、月1回以上の適用サイクル、オフラインバックアップ、ログの外部保管、BCPへのサイバー攻撃シナリオ追加など、実データに基づく5つの対策が示されます。
感染経路1位はVPN機器(66%)です。VPN・ファイアウォールのパッチは他の機器より先に、最優先で当ててください。また、被害企業の80%がバックアップからの復元に失敗しており、その主因は「バックアップも一緒に暗号化されていた」ことです。バックアップは必ずオフライン保管を含めてください。
よくある質問
Q. パッチを当てた日が正確にわかりません。
おおよそで構いません。1〜2年前など、思い当たる時期を入れれば傾向はつかめます。日付を新しくするとリスクがどれだけ下がるかも確認できます。
Q. メーターが毎秒少しずつ動くのはなぜ?
経過時間がリアルタイムで増えているためです。パッチを放置している限りリスクは少しずつ上がり続ける、という仕組みを表現しています。
出典:警察庁「令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(令和8年)。リスク%は統計に基づくモデル推計値で、教育・啓発を目的としています。


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