ソーシャルエンジニアリングとは?6人の逮捕で、日本の相談が激減した理由
人の不注意ではありません。組織的に運営されている「産業」です。
30秒でわかる「ソーシャルエンジニアリング」
- 人の心理と習慣につけこんで、機器を破らずに情報や権限を手に入れる攻撃の総称です。技術ではなく人が標的になります。
- 2025年の被害は、特殊詐欺約1,414億円とSNS型投資・ロマンス詐欺約1,827億円。合わせて3,200億円を超えます(警察庁)。
- サポート詐欺ではインドで6人が逮捕された翌月、IPAへの相談が85件まで大幅に減少しました。個人の注意力の話ではなかったということです。
- 誤解:「注意していれば防げる」。忙しいときに効くよう設計されているので、精神論では防げません。
- 今日やること:「電話で本人確認をしない」というルールを1つ決める。これだけで多くの手口が止まります。
この記事の地図(全8章)
「うちの社員が引っかかってしまった」「自分は大丈夫だと思っていたのに」——そういう場面で調べに来られた方が多いと思います。
この記事の中心は第2章です。ソーシャルエンジニアリングは、個人の注意力の問題として語られがちです。しかし警察庁の資料には、犯行グループ6人を逮捕したら、日本全国の相談件数が翌月に激減したという記録があります。個人の不注意が原因なら、こんなことは起きません。
この記事は2026年8月17日時点の内容です。国内の統計と事例は、警察庁『令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について』(2026年3月公表)にもとづき、出典を記事末に記載しています。
第3章の5段階と、第5章の心理の整理は筆者によるものです。公的に定められた分類ではありません。手口の呼び名も、業界で広く使われてはいますが標準化された用語ではありません。
ソーシャルエンジニアリングとは(やさしい定義)
鍵を破るのではなく、開けてもらう技術です
システムの弱点ではなく、人の心理・習慣・立場につけこんで、情報や権限を引き出す攻撃の総称です。技術的な侵入をともなわないこともあり、その場合は防御製品では検知できません。
いちばん重要な特徴を先に書きます。ソーシャルエンジニアリングは、防御製品の外側で起きます。
ファイアウォールもEDRも、不正な通信やプログラムを見張るものです。ところが、正規の社員が、正規の手順で、自分の意思でパスワードを教えてしまった場合、そこに不正なものは1つも流れていません。だから止まりません。
| 攻撃の対象 | 技術を狙う攻撃 | ソーシャルエンジニアリング |
|---|---|---|
| 破るもの | 脆弱性、設定不備 | 人の判断 |
| 必要な技術力 | 高い | 低くてもよい(会話ができればよい) |
| 製品での検知 | できることが多い | できないことが多い |
| パッチで直るか | 直る | 直らない |
| 効く対策 | 更新、設定、監視 | 手順とルール |
対比は筆者による整理です。
最終行が、この記事の結論の先取りです
人の判断を狙う攻撃に、精神論で対抗することはできません。効くのは「判断させない仕組み」——つまり手順とルールです。「怪しいと思ったら確認する」ではなく、「電話では本人確認をしない」と決めておく。第6章がその話になります。
第1章 おわり — 次は第2章
6人の逮捕で、相談が激減した
これは「産業」だという話です
パソコンに突然「ウイルスに感染しました」という警告画面が出て、表示された番号に電話すると遠隔操作をされ、金銭を要求される——サポート詐欺です。多くの人が「引っかかるほうが不注意だ」と考えます。
ところが、警察庁の資料に、こういう記録があります。
日本警察は、インド共和国・中央捜査局(CBI)と共に、日本人を標的としたサポート詐欺事件の国際共同捜査を行った結果、令和7年5月、CBIがインド共和国内に所在するインド人被疑者6人を逮捕した。(中略)本件検挙後の令和7年6月中にIPA(独立行政法人情報処理推進機構)に寄せられた「ウイルス検出の偽警告」に関する相談は85件であり、大幅に減少した。
警察庁『令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について』コラム「サポート詐欺に対する国際共同捜査」読み替えます。6人を捕まえたら、日本中の相談が翌月に減りました。
もし被害の原因が「日本人の注意力」だったなら、こんな変化は起きません。国民の注意力が1か月で急に上がることはないからです。被害は、特定の組織が計画的に生産していた——それが、この数字が示していることです。
しかも、この事案には生成AIが使われていました
同じ資料は、この被疑者グループが生成AIを悪用し、標的の特定、ポップアップウィンドウの作成、日本語への翻訳を行っていたと記しています。かつて「日本語が不自然だから見抜ける」と言われていた防御線は、もう当てになりません。文章の巧拙で判断する時代は終わりました。
規模を数字で見る
| 手口 | 2025年(令和7年) | 前年比 |
|---|---|---|
| 特殊詐欺の被害額 | 約1,414億2,000万円 | 96.7%増(過去最悪だった前年をさらに上回る) |
| SNS型投資・ロマンス詐欺の被害額 | 約1,827億円 | 43.6%増 |
| フィッシング報告件数 | 245万4,297件 | 右肩上がりの増加が継続 |
| ネットバンキング不正送金 | 4,747件・約103億9,700万円 | 手口の約9割がフィッシング |
| 証券口座の不正売買金額 | 約7,408億円 | 不正アクセス1万7,668件、不正取引9,824件 |
出典:警察庁『令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について』。フィッシング報告件数はフィッシング対策協議会、証券口座の数値は金融庁およびフィッシング対策協議会によるものとして同資料に記載されています。
上2行だけで3,241億円です。そしてこれらは、どれもシステムを破って盗んだお金ではありません。被害者自身が、自分の手で振り込んでいます。
第2章 おわり — 次は第3章
手口の5段階と、代表的な型
接触の前に、下調べがあります
ソーシャルエンジニアリングは、いきなり「パスワードを教えてください」から始まりません。準備と撤収がある、5段階の作業です。
| 段階 | 攻撃者がすること | 気づける可能性 |
|---|---|---|
| 1. 下調べ | SNS、会社サイト、名刺、求人情報から組織図・取引先・言葉づかいを集める | ほぼ気づけない(公開情報のため) |
| 2. 接触 | 電話、メール、SNSのDM、来訪でもっともらしい理由をつけて近づく | ここが最初のチャンス |
| 3. 信用の構築 | 正しい情報をいくつも混ぜ、知っているはずのことを知っている状態を作る | いちばん効くのがここ。だから見抜けない |
| 4. 要求 | 期限や権威を添えて、パスワード・送金・操作を求める | 気づいたときには実行後のことが多い |
| 5. 撤収 | 連絡先を消し、発覚を遅らせる細工をする(メールの自動転送設定など) | 見落とされやすい。ここの確認が抜けます |
5段階の整理は筆者によるものです。公的な分類ではありません。
3段階目が、この攻撃の本体です。「部長の名前を知っている」「先週の会議の話をしている」——正しい情報が混ざった瞬間、人は残りも正しいと推定します。ここは注意力では突破できません。
そして5段階目を確認する組織が、ほとんどありません。メールアカウントが乗っ取られた事案では、攻撃者が自動転送ルールを残していくことがあります。パスワードを変えただけでは、そのルールは消えません。
代表的な型
| 呼び名 | どんな手口か | 詳しく |
|---|---|---|
| フィッシング | 実在する組織を装い、偽サイトへ誘導して入力させる | フィッシング/スミッシング |
| プリテキスティング | もっともらしい設定(口実)を作って情報を聞き出す。「システム部です、確認のため…」 | 下の第6章 |
| ビッシング(ボイスフィッシング) | 電話で信用させ、メールアドレスを聞き出してから偽メールを送る | ボイスフィッシング |
| サポート詐欺 | 偽の警告画面を出し、電話させて遠隔操作させる | ClickFix型の手口 |
| テールゲーティング | 正規の人の後ろについて入館する。荷物を抱えて手がふさがった演技が定番 | — |
| ショルダーハック | 肩越しに画面やキー入力を見る | — |
| ベイティング | USBメモリなどを置いておき、拾って挿させる | — |
| BEC | 取引先や経営者になりすまし、振込先の変更を指示する | BEC対策 |
呼び名は業界で広く使われていますが、標準化された用語ではありません。訳語や範囲は文献によって異なります。
体験して覚える
手口を読むより、実際に判断してみるほうが身につきます。詐欺道場、詐欺カモ度チェック、サポート詐欺バスター、BECメールバスター を用意しています。手口の一覧は サイバー犯罪の手口20選 にまとめました。
第3章 おわり — 次は第4章
よくある誤解と、似ている用語
「詐欺」と呼ぶと、見えなくなるものがあります
| 誤解 | 実際は |
|---|---|
| 「注意していれば防げる」 | 手口は忙しいとき・急かされたときに効くよう設計されています。注意力が落ちる瞬間を狙うのが前提なので、注意力では対抗できません(第5章) |
| 「日本語が変だから見抜ける」 | 第2章のとおり、生成AIによる翻訳とページ生成が実際の事件で確認されています |
| 「ITに詳しければ大丈夫」 | 関係ありません。狙われるのは知識ではなく立場と状況です。むしろ権限を持つ人ほど価値の高い標的になります |
| 「高齢者の問題」 | 企業の経理担当や、暗号資産事業者の技術者も標的です。次の行を見てください |
最後の行について、警察庁の資料に具体例があります。北朝鮮当局の下部組織とされるラザルスに関する注意喚起(警察庁・金融庁・NISC連名)では、その手口をこう記しています。
主に、虚偽のSNSアカウントを用いて標的企業の社員に接近するなどのソーシャルエンジニアリングの手口を確認。
警察庁『令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について』資料編「パブリック・アトリビューションの事例一覧」より国家を背景とするとされる攻撃グループでも、入口はSNSでの声かけです。高度な技術を持つ相手ほど、いちばん安い経路を選びます。
| 用語 | 意味 | この語との関係 |
|---|---|---|
| ソーシャルエンジニアリング | 人を狙う攻撃の総称 | この記事の主題。上位の概念 |
| フィッシング | 偽サイトへ誘導して入力させる | この中の代表的な1つ |
| 詐欺 | だまして財産を交付させる犯罪 | 重なるが、権限や情報だけを取る場合は詐欺に当たらないこともあります |
| なりすまし | 他人を装う行為 | 手段の1つ。目的ではありません |
| 内部不正 | 組織の内部者による不正 | 外部からの働きかけで内部者が動かされる場合、両者は重なります |
| MFA疲労攻撃 | 認証の通知を大量に送り、うんざりして承認させる | 技術と心理の組み合わせ型 |
第4章 おわり — 次は第5章
なぜ、訓練された人でも引っかかるのか
判断を省略する条件を、意図的に作られています
人は、すべての情報をゼロから吟味してはいません。大半の場面で、判断を省略する近道を使っています。使わなければ日常生活が回らないからです。ソーシャルエンジニアリングは、その近道を狙います。
| 使われる条件 | 具体的な言い方 | なぜ効くか |
|---|---|---|
| 権威 | 「社長から急ぎで」「銀行のセキュリティ部です」 | 上位者への確認は、心理的コストが高い |
| 緊急 | 「今日中に」「あと10分で口座が凍結されます」 | 考える時間を奪うのが目的です |
| 好意・親近感 | 数週間かけて雑談を重ねてから本題に入る | 信用した相手を疑い直すのは難しい |
| 返報性 | 先に小さな親切や情報を与える | 受け取ったら返したくなる |
| 社会的証明 | 「他の部署はもう対応済みです」 | 自分だけ違うことをするのは怖い |
| 一貫性 | 小さな依頼を通してから、大きな依頼をする | 前に応じた以上、断りにくくなる |
影響力に関する一般的な整理を、この文脈に合わせて筆者がまとめたものです。
ここで大事なのは、これらが「弱さ」ではないということです。上司の指示に従う、急ぎの依頼を優先する、親切にしてくれた人を信じる——どれも、組織で働くうえで望ましい性質です。攻撃者は、その望ましい性質を狙っています。
責める文化が根づくと、報告が上がらなくなります。「たぶん大丈夫だろう」と黙っている数時間が、被害の範囲を決めます。
報告した人を評価する——これは精神論ではなく、実務上いちばん費用対効果の高い施策です。誤報が10件混ざっても、1件の早期報告で回収できます。
第5章 おわり — 次は第6章
職場で本当に効く対策
「気をつける」を「決めておく」に置き換えます
前章のとおり、注意力では対抗できません。効くのはその場で判断させない仕組みです。
| # | 決めること | 止まる手口 |
|---|---|---|
| 1 | 電話では本人確認をしない。必ず既知の番号にかけ直す | ビッシング、プリテキスティング |
| 2 | 振込先の変更は、メール以外の手段で必ず確認する | BEC |
| 3 | パスワードは誰に対しても口頭で伝えない(社内の情シスにも) | プリテキスティング |
| 4 | 「急ぎ」の依頼ほど、いったん止めて確認すると明文化する | 緊急性を使う手口すべて |
| 5 | 来訪者は必ず入館手続きを経る。同行者の共連れを認めない | テールゲーティング |
| 6 | 拾ったUSBは挿さずに情シスへ | ベイティング |
| 7 | 報告の窓口と、報告しても責めないことを周知する | すべての手口の被害拡大 |
実務上の一般的な整理です。業種や体制によって適した内容は異なります。
最大の穴は、ヘルプデスクにあります
意外に思われるかもしれませんが、社内のヘルプデスクや情シスの窓口が、最も狙われやすい入口です。理由は3つあります。
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 1. 助けるのが仕事 | 断りにくい立場に置かれています。困っている人を疑うのは、職務と矛盾します |
| 2. 強い権限を持つ | パスワードのリセット、MFAの再登録——攻撃者がいちばん欲しい操作ができます |
| 3. 相手の顔が見えない | 電話やチャットでの依頼が中心で、声だけで本人と判断しがちです |
「パスワードリセットとMFA再登録は、電話だけでは受け付けない」——この1行を決めるだけで、乗っ取りの主要な経路が1つ閉じます。代わりの確認手段(上長経由、社内システムからの申請、対面)を1つ用意してください。
認証そのものを強くする方法は 多要素認証・生体認証・パスキー・FIDOって何? にまとめています。パスキーは、偽サイトに入力させる手口が原理的に効かないので、第3章の1行目に対する最も確実な対策です。
第6章 おわり — 次は第7章
だまして「加担させる」もう一つの顔
被害者にするのではなく、加害者にする手口です
ここまでは「だまして奪う」話でした。しかし日本で近年深刻なのは、だまして犯罪に加担させる使われ方です。
警察庁は、SNS上の犯罪実行者の募集について、こう記しています。
SNSで仕事の内容を明らかにせず、「高額」「即日即金」「ホワイト案件」等、「楽で、簡単、高収入」を強調する表現を用いるなどして、犯罪実行者を募集し、特殊詐欺等を敢行していることが確認されている。
警察庁『令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について』第1部これも、第5章の条件がそのまま使われています。「楽で、簡単、高収入」は、判断を省略させる言葉です。
規模も小さくありません。インターネット・ホットラインセンター(IHC)が2025年に分析した結果、犯罪実行者募集情報は1万4,241件と判断されています。
| 段階 | 何が起きるか |
|---|---|
| 1 | SNSで「楽で、簡単、高収入」の求人を見つける |
| 2 | 匿名性の高いアプリへ誘導される(メッセージが自動的に消える機能を備えたもの) |
| 3 | 身分証や家族の情報を提出させられる |
| 4 | 断ろうとすると、その情報を材料に脅される |
| 5 | 受け子・出し子などの実行役として使われる |
流れの整理は筆者によるものです。段階2の「匿名性が高くメッセージが自動的に消去される仕組みを備えた通信手段」の悪用は、警察庁資料に記載があります。
3段階目が転換点です。身分証を送った時点で、逃げ道を塞がれます。同資料は、インターネットを通じて知り合った人物に誘われ、海外渡航した結果、特殊詐欺に加担させられる事案も発生していると記しています。
家庭でも職場でも、伝えるべきは同じ1行です
「身分証の写真を送れと言われたら、そこで止まる」。正規の雇用でも本人確認は必要ですが、会社名も業務内容も明かさないまま身分証を求める相手は、正規ではありません。すでに送ってしまった場合でも、遅くはありません。警察に相談してください。脅されている状況こそ、相談する理由になります。
第7章 おわり — 次は第8章
関連用語と、次に読む記事
この語とセットで覚えると理解が早くなります
| こんな方に | 次に読む記事 |
|---|---|
| 手口を一覧で知りたい | サイバー犯罪の手口20選 |
| 判断力を試したい | 詐欺道場(ゲーム) |
| 自分の危なさを測りたい | 詐欺カモ度チェック |
| 偽警告に遭った | サポート詐欺とClickFix |
| 知らない番号から着信があった | 知らない番号からの電話 |
| AIによる声の偽装を知りたい | AI音声とディープフェイク詐欺 |
| いま被害に遭っている | 最初の10分でやること(状況別) |
| 用語を一覧で見たい | セキュリティ用語辞典 |
第8章 おわり — 最後にFAQ
ソーシャルエンジニアリングについてよく聞かれること
検索でよく見かける疑問から
訓練メール(標的型メール訓練)は効果がありますか?
やり方によります。「誰が開いたか」を測って責める運用にすると逆効果です。第5章のとおり、報告が上がらなくなるからです。効果が出るのは「報告率」を指標にするやり方——何人が気づいて報告したかを見て、報告した人を評価する形です。開封率は下がりきりませんが、報告までの時間は確実に短くなります。そして被害の大きさを決めるのは、後者のほうです。
在宅勤務だと増えますか?
増えやすい条件はそろいます。隣の席の人に「これ、本物ですかね」と聞けないのが最大の違いです。対策は、確認のハードルを下げること——チャットに「これ怪しい?」と気軽に投げられる専用チャンネルを作る、といった形が現実的です。確認が面倒なほど、攻撃は通ります。
ITに詳しければ防げますか?
防げません。第4章のとおり、狙われるのは知識ではなく立場と状況です。むしろ権限を持つ人ほど価値の高い標的になります。国家を背景とするとされる攻撃グループがSNSで技術者に接近した事例も、警察庁の資料に記載があります。「自分は引っかからない」という前提そのものが、狙われる隙になります。
確認のために聞き返すのは、失礼になりませんか?
なりません。まともな取引先や金融機関は、確認されることを想定しています。むしろ「確認しないでほしい」「今すぐでないと困る」と急がせる相手のほうが、疑うべき対象です。言い方に困る場合は「社内ルールで、こういう依頼は必ず折り返し確認することになっています」と伝えてください。個人の判断ではなく組織の決まりとして伝えれば、角が立ちません。第6章の1行目を決めておく価値は、ここにもあります。
出典・参考
- 警察庁サイバー警察局『令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について』(2026年3月公表)第1部、コラム「サポート詐欺に対する国際共同捜査」、資料編 https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R7/R07_cyber_jousei.pdf
- フィッシング対策協議会(フィッシング報告件数) https://www.antiphishing.jp/
- IPA 独立行政法人情報処理推進機構(偽警告に関する相談状況) https://www.ipa.go.jp/security/anshin/
- 警察庁「特殊詐欺対策ページ」 https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/souni/tokusyusagi/index.html
最終更新:2026年8月17日/次回見直し予定:2027年3月(警察庁の年次資料の公表に合わせて)


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